南部戦跡めぐり
2006年6月10日実施

  第28回 戦跡めぐり実施要項

 1.目 的  沖縄戦終焉の地を自分の目と足で検証し、
        『戦争』について考え『平和』を守り、
        発展させる決意を新たにする
 2.日 時  2006年6月10日(土) 9:00〜15:00
 3.集合場所 南部商業高校正門前
 4.点 呼  9:00〜9:30
 5.出 発  9:30
 6.コース(アンダーラインは下車見学)
   南部商業高校出発(9:30) → 轟の壕
   → 韓国人慰霊塔 → 平和の礎(昼食)
   → 魂魄の塔   → 米須集落
   → 南部商業高校到着(15:00)
 7.ガイド  大城和也(元糸満市史編集員)
 8.参加対象 生徒・父母・引率教師・組合員とその家族など
 9.参加費  一人 \500 (弁当代・飲み物代として)
 10.服 装  軽装(汚れてもよいもの)、靴はズックか長靴、帽子
 11.携帯品  懐中電灯(大きめのもの)・水筒・筆記用具・カメラなど
 12.申込み締切り 6月9日(金) 12:00まで
          南部支部事務所 TEL 998-3376・FAX 998-6683
   ※定員になり次第締め切ります。
    ※コース変更:最初の提案の新崎海岸・バグナーを魂魄・米須部落に変更


●  轟の壕 解説のリンク
 
 平和ネットワーク   「歩く・みる・考える沖縄」
   画「GAMA−月桃の花」原作者の安里要江さんもいた

● 際のコースと開始時刻

   南商(出発 9:33)→9:45徒歩10:12轟の壕10:40→10:54韓国人慰霊の塔
   → 11:20平和の礎11:50(12:10昼食13:00)13:05→13:15魂魄の塔13:29
     → 13:35米須集落14:26 →南商(到着14:50)

   (当日の天候)77ミリの大雨

● 参加状況と参加者の感想

高校生 職員・大人 小学生 合計
17

参加者の感想コメント

[教師]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :



「平和の礎、米須部落」
「糸満市史編集で米須部落を担当した大城和也講師の具体的資料を豊富に用いた説明で理解が深まりました。特に礎の名前に亡くなった場所と月日を書き込んだ大きな資料を用いた説明は一人一人の人間にとっての戦争を感じました。大陸やサイパンでの戦没者もいて、戦争の大きさをあらためて感じました。米須部落の散策で当時の屋敷ごとの被害状況を考える事もできました。今回は雨が強く、ゆっくりできなかったのでまたの機会でもっと調べてみたい。」
[教師]印象に残った場所や話:

・参加して感じたこと   :

「轟の壕に入って驚いた」
「糸満に240ヶ所の壕があるのにはビックリした。沖縄に住んでいる以上、もっと知らないといけないと感じた。多くの生徒が参加したらもっと意義深いものになると思う。次年度も参加して学びたい。(違うところ)計画していただいてありがとうございました。感謝しています。」
[教師]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「轟の壕」
「轟の壕は大雨で小川があふれ奥へ行けなかった。戦時中は記録的豪雨と聞いていたのでこんな水浸しの壕に大勢の人がひしめいきどんな生活をしていたのか想像ができなかった。」
[教師]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :

「米須地域めぐりの話し、その地がガマだったこと。戦争、ハンセン氏病の証言の持つ力を知らされた。」
「大雨の中でのめぐりであり、今までにないことでした。何度めぐっても毎回新しいことを知ることができた。フィールドの良さを、また改めて知ることができた。参加人数が少なく残念である。足元をしっかり見つめたい。何度も足を運び悲惨さをうんと学びたい。今年も参加できたことに感謝、企画運営ありがとうございました。」
[教師]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :

「慰霊碑が建立された経緯を知ることができた。またその背景をを知る動機を得た」
「若い講師が詳しく、具体的に沖縄戦について新たな視点から説明してくれたのには感謝。若いガイドが育ったことで平和学習が活発になることを期待する。今回の学習内容を各分会に紹介して次年度以降は参加者を増すようにしよう。」
[教師]
・参加して感じたこと   :
「戦跡めぐり後、解散する前に話し合いの場を持って反戦平和について、意見交換して深めてほしい。60年前(遠い過去)の悲惨な戦争を学ぶことはもちろん大切だが1970年代、80年代、90年代の近い過去、そして現代の状況からこれからの未来につなげて学習を深めたい。」
[教師]・参加して感じたこと  : 「轟の壕」に初めては入りました。」
[主婦]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「平和の礎(名前がおじい、おばあで刻銘されていた」
「生まれ育った沖縄の歴史を知らないことが多いのを感じた。沖縄のことを知らないといけないし、伝えていかないといけないと思っています。」
[高3]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「防空壕に行ったところが一番印象に残った場所です。」
「戦争は私たちが知っている以上にまだまだいっぱいあるんだということがわかりました。やっぱり戦争は二度と起きてほしくないと思いました。」
[高3]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「一番最初に入った壕の中で電気を消したとき、印象に残った。」
「戦争は人の手で始まる。戦争は人で止めることができる。」
[高3]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「最後の米須集落が印象にのこりました。平和資料館にも行けて良かったです。」
「雨がふってたから、残念ですけど、、、。とてもいい体験でした。」
[高3]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「轟のガマがいんしょうに残りました。」
「学校のクラスでかんそうを言う」
[高2]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「轟の壕が印象に残った」
「沖縄の激しさを知りました。」
[高1]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :

「てつのあめで人々がたくさんなくなる。ごうのなかでは手のかんかくでこうどうする。」
「戦争についていろいろわかった。話をしていた人のはなしをきいたらびっくりすることもありました。もっともっと沖縄せんのことをもしらべて勉強したい。戦争をしたらだめということをいろいろの人におしえたいとおもいます。」
[高1]印象に残った場所や話:
・参加して感じたこと   :
「沖縄県平和資料館」
「昔の人ははたらきものだと思った。まだ見つかっていないガマがあるときいてみつかったらぜひみたいと思った」
[小5]参加して感じたこと   : 「戦争いやだ。理由は人がたくさん亡くなるから。」


 スナップ


轟の壕
轟の壕 入口  壕内の川は通路を塞いでいた。  奥へは入れず、壕の説明をする。
平和祈念公園 平和の礎
朝鮮人慰霊の塔 亡くなった場所と月日のデータをみる。 亡くなった月で色分けしてみる。
魂魄の塔
魂魄の塔 最初はフタがなかったが・・・
米須集落  
米須集落の全般的説明 米軍の執拗な壕攻撃があった。 一家全滅の屋敷跡についての説明 激しい雨の中、巡検は無事終了。